上末城 | 尾張二之宮の祠官・重松秀村の三男、落合将監の居城
愛知県小牧市の上末城跡は、尾張二之宮の祠官・重松秀村の三男、落合将監の居城といわれるお城です。天正十二年（1584）年の小牧長久手合戦後、廃城になりました。
歴史
上末城の築城は文明年間（１４６９〜８７）といわれ、城主は足利将軍の一族といわれ、尾張二之宮の祠官・重松秀村の三男、落合将監という人です。
将監の息子・安親の代に織田氏に仕え、天正十二年（1584）年の小牧・長久手合戦では羽柴方に付きました。
この時、池田恒興率いる三河中入り隊の先導として、岡崎城を目指していましたが、三河中入り隊は家康に気付かれて長久手で壊滅。
上末城は合戦後に廃城となり、子孫は帰農したそうです。
感想
上末城跡は、旧ピーチライナー上末駅近くの陶昌院の裏手にありました。
上末城の石碑や案内板、土塁らしきもの、そして高低差も一部残り、お城の雰囲気満点！
またこの周辺は『落合』姓の家が多く、あたり一面落合さん。もしかすると子孫でしょうか？
２メートル位ある高低差。近所のおじさんによると、これもお城時代の遺構かもしれないとの事。
これがお城を築城した落合将監のお墓。陶昌院にあります。
でも墓地移転のため、まわりのお墓は次々と無くなっていってます。このお墓もいつか移転されるのでしょうか？
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